初めて土地を購入する時に失敗しない方法を紹介しておく
初めて土地を購入する際には住みたい地域であることや立地良さ、面積や価格をチェックして購入するかどうか決める人が多いですが、通勤や通学が便利、買い物施設や公共施設が近かったとしても購入後に失敗したと思う可能性が高いです。後悔しない土地選びを実施したいと考えるのであれば、チェックしたほうが良いポイントやその理由について詳しく知っておくことが大切だと言えます。確認を忘れてしまうチェックポイントや気にすることなく買ってしまう人が多いポイントを知っておくと、満足度の高い土地を選ぶことができるでしょう。
マイホームを建てる際には耐震性能の高い家や耐久性に優れた家を希望する人が多いですが、地盤に問題があれば大きなトラブルに繋がる可能性があります。いくら強固な建物をつくることができたとしても、建物が建つことになる地盤に問題があれば意味がありません。安全に生活したいのであれば過去に浸水が起こってないか、浸水が起こる可能性がないか、地盤が緩い地域ではないかということを、ハザードマップなどで調査しておくことが大切です。木密地域は木造住宅が密集している地域なので防災上危険だとされていますし、この場所は防火地域・準防火地域に指定されていることが多いと言えます。土地を木密地域や防火地域・準防火地域で購入してしまうと、火災防止のために家の構造や材料に制限がついてしまうので、自由な家づくりが難しくなると理解しておきましょう。
忘れがちですが用途地域である場合は種類を確認しておくことも大切であり、商業系や工業系に該当する場所を購入しても家を建てることができません。土地探しは不動産屋やハウスメーカーに依頼して行うことになるので、住宅以外の用途地域を選んでしまうという失敗は起こらないはずですが、指定エリアは約5年に1度ほど見直しが行われているので注意が必要です。家が完成してからそのエリアが商業系や工業系の用途地域に指定されると、立ち退きを依頼される可能性もあるので、こういった心配がない場所を選んでおくと良いでしょう。
土地選びをする際には便利であることを確認しておく必要もありますが、その際には将来的な便利さまで考えておく必要があります。小さな子供がいる場合は保育園や小児科との位置を重視するかもしれませんが、成長して小学校や中学校が遠いという問題が発生するケースも多いです。普段公共交通機関を使わなければ最寄り駅へのアクセスの良さを重視しないかもしれませんが、進学や転職で駅を利用することになる可能性もあるので、今後の通勤や通学を考えた最寄り駅へのアクセス性も重要だと言えます。他にも日々利用する買い物施設や公共施設の豊富さを意識しておく必要があり、これらが便利な場所にあると日々の生活が快適になるはずです。
